とっておきのこの人は、八王子市職、臨職組合、公共労、退職者会の皆さんにご参加いただいているシリーズです。
私たちの組織は、各団体を合わせると4000人を超える大きな集まりとなります。組織が大きくなると、一人一人の組合員や会員の声が小さくなりがちです。そこでお互いに理解し合い、分かち合う気持ちを大事にするため、敢えて毎回お一人づつご紹介をさせていただいております。趣味や生きがい、仕事のこと、地域活動などいろいろ語っていただいております。

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  第54回市職ボウリング大会(5月26日開催)で議会事務局チームが初優勝した。このときの立役者が個人1位の中村さんだ。しかし、ボウリングは1チーム4人。ずば抜けたプレーヤーが一人いても、コンスタントな4人のスコアがまとまらないと勝てない。つまりチームワークだ。チームをまとめて個人優勝もさらう、なかなかの離れ業だ。
 市役所に就職したときは納税課の徴収係。事務処理がコンピュータに切り替わる、大きな変わり目の頃だ。滞納整理のはがきや財産差し押さえ通知など手作業も混在する時代である。高額滞納者対策や日曜日の出張徴収も始まった。20歳代そこそこで、滞納者の説得や財産差し押さえなど厳しい経験をした。「市民サービスといえば聞こえはいいですが、納税課では社会の裏表を見ました」と語る。
 その後由井事務所に7年、市の先端サービスを肌で経験した。「この手続きは本庁に行って下さい」という対応に疑問を感じたという。ワンストップサービスなどという言葉がまだ無い頃である。人口増で由井事務所は猫の手も借りたいほど事務量が増えた時代だ。その後増員したが、当時の仕事仲間と今も集まるという。
 ボウリングに話を戻そう。「意外とメンタルなスポーツなんですよ」と話す中村さんは、現在市職ボウリング部の部長でもある。パーフェクトを夢見る。「これがなかなかできないんですよね」と悔しそうだ。学生時代は、コート上の格闘技「ハンドボール」に明け暮れた。「毎日生傷が絶えなかったですね。でも、今、体が動くのはハンドボールのおかげです」と屈託が無い。市職ボウリング大会は年2回開催し、毎回定員オーバーの盛況だ。参加者の評判もいい。実はその裏にボウリング部の下準備がある。親睦活動でボウリング大会を実施している部会も多くなった。普段は目立たないがこの人がいると、不思議と周りが動き出す。
「スポーツは楽しいのが一番。勝負も大事ですがね」とやさしさがにじむ。


(「ざ・はぴねす」43号/2001.10月号)
 

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