とっておきのこの人は、八王子市職、臨職組合、公共労、退職者会の皆さんにご参加いただいているシリーズです。
私たちの組織は、各団体を合わせると4000人を超える大きな集まりとなります。組織が大きくなると、一人一人の組合員や会員の声が小さくなりがちです。そこでお互いに理解し合い、分かち合う気持ちを大事にするため、敢えて毎回お一人づつご紹介をさせていただいております。趣味や生きがい、仕事のこと、地域活動などいろいろ語っていただいております。

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  今回は、仲間内で「硬派のスキーヤー」のイメージが強い矢島裕巳さんだ。その矢島さん、本格的にスキーに向い合ったのは入所してから。新入組合員歓迎会のクラブ紹介で「スキー部は軟弱な奴はいらない。うまくなりたい奴は来い」と挑発的な一言。「よし、うまくなってやる」と入部を決めた。以降、長野・岩岳での合宿を中心に週末は勿論、シーズン30日以上のゲレンデ通いの毎年。スキー検定は1990年シーズンに指導員資格を取得。それからは自分が楽しむより、組合ファミリースキー、市民スキーなど各種講習会へ活躍の場がシフトした。もちろん硬派市職スキー部の伝統を継承するため部長を2期・4年努め、一昨年10月後輩に引き継いだ。
 職場は、外国人登録や住居表示事務、課内・部内調整などを担当する市民課庶務係。住民基本台帳ネットワーク化など新たな課題にも直面し、各事務所も含めた新たな窓口サービス・業務のあり方にも議論が及ぶ。

 そんな矢島さんが現在はまっているのは、同期の友人に誘われ、4人で6年前から共同作業をしている畑づくり・週末ファーマー。「家庭菜園の規模でなく、かなり本格的なんです」、使用している畑は6畝(約180坪)、トラクターや耕運機で土づくりから。トマト、キュウリ、トウモロコシなどの定番はもちろん、夏野菜として人気のズッキーニやニガウリ(ゴーヤ)も毎年収穫。チンゲン菜、枝豆、ナス、ピーマン、シシ唐、かぼちゃ、スイカ、ねぎ、じゃがいも、さつまいも、ブロッコリーなど毎年約20種類の季節ごとの味覚を満喫する。しかし、収穫までには苦労も多い。葉物は虫に食われ散々、スイカも実がつくとカラスに穴をあけられ、よとう虫やアブラ虫に手をこまねく。その度に色々工夫をし、時にはプロである諸星さんのお父さんの知恵を拝借。苦労が多い分収穫が嬉しい。今は昨年蕎麦の刈り込みを終え一息、ニンニクの収穫を待っている。周りの専業農家の畑を気にし、研究に余念のないその姿勢は、野菜づくりでも硬派を目指しているのかもしれない。


(「ざ・はぴねす」47号/2002.2月号)
 

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