とっておきのこの人は、八王子市職、臨職組合、公共労、退職者会の皆さんにご参加いただいているシリーズです。
私たちの組織は、各団体を合わせると4000人を超える大きな集まりとなります。組織が大きくなると、一人一人の組合員や会員の声が小さくなりがちです。そこでお互いに理解し合い、分かち合う気持ちを大事にするため、敢えて毎回お一人づつご紹介をさせていただいております。趣味や生きがい、仕事のこと、地域活動などいろいろ語っていただいております。

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  波との一体感。大自然相手の奥深いスポーツ「ボディーサーフィン」に魅せられた人がいる。今回のとっておきのこの人は、臨時職員として学校給食の臨時職員併用校に勤務する金子佐百合さんだ。金子さんがボディーサーフィンと出合ったのは18歳の時。当時は伊豆や千葉、茨城だけでは飽き足らず、遠くは九州まで足を伸ばした。テクニックは磨かれていった。崩れかけた波に乗り、ターンを繰り返す浮遊感覚。「奥の深いスポーツ」と語る金子さん。「波との一体感がすべて」と続ける。その都度違う表情を見せる海に誰もが憧れる。その海に身をゆだねるボディーサーファーの夢は限りなく続く。
 その後、3男1女(最後は双子の兄弟)の子育ての世界にターンした。しかし海との縁は切れない。やはり海で出合ったパートナー(佐百合さんの夫)と子どもたちを連れて週末の海へ。「自然の素晴らしさは何よりの子育て」と、海は金子ファミリーのライフステージとなっている。
 仕事は小学校の給食調理。民間委託に揺れた職場だが、金子さんをはじめとする臨時職員との協働作業体制で直営を維持した職場だ。「給食というと『与えればいい。事故がなければOK』と思いがちでしたが、徹底した衛生管理と献立や食材のこだわり、子ども達との触れ合いなど、給食の大切さを知りました」「子どもたちが、教室で本当に楽しそうに給食を食べている」ことに感激する毎日。「家庭の食事とは違い、奥が深い『食』を毎日学んでいます」と目が輝く。
 奥の深い『サーフィン』と『食』、楽しさと厳しさが同居する世界に、金子さんの挑戦が続く。


(「ざ・はぴねす」49号/2002.4月号)
 

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