とっておきのこの人は、八王子市職、臨職組合、公共労、退職者会の皆さんにご参加いただいているシリーズです。
私たちの組織は、各団体を合わせると4000人を超える大きな集まりとなります。組織が大きくなると、一人一人の組合員や会員の声が小さくなりがちです。そこでお互いに理解し合い、分かち合う気持ちを大事にするため、敢えて毎回お一人づつご紹介をさせていただいております。趣味や生きがい、仕事のこと、地域活動などいろいろ語っていただいております。

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  久しぶりの「とっておきのこの人」に小俣鉄省さんを迎えた。退職して既に8年。一時、身体をこわしたがこのところ随分動けるようになってきた。昨年自治労都本部の写真コンクール、ネイチャー(自然)部門に入選した。23歳から始めた登山が活力の源らしい。「若い頃は冬山もやりました。日本アルプスはほとんど登りましたよ。丹沢や三つ峠などがホームゲレンデでしたね」ノ写真は登山の副産物とのこと。山の自然に溶け込み、自然との対話の延長に写真がある。「山が語りかけるまでじっと待つのが楽しみなんですよ」とあくまで謙虚なのは根が登山者だからか。山岳誌「山と渓谷」にも作品を載せている。「最近は、高山よりもむしろハイキングといったところですね。しかし、川や林にスーパーの袋やペットボトルなどゴミが多くてやりきれません」とモラルの低下に顔を曇らせる。
 「携帯電話のカメラは問題があると思うんですよ」と登山家から写真家に話しが変わる。「便利なのはいいけれど、被写体の肖像権、プライバシーがおろそかになったような気がするんですよ」たしかにそうだ。写真をとることを目的にしたカメラではなく、電話機能の付加価値で写真も取る携帯カメラに、肖像権は無防備に近い。写真撮影の最低限のモラルが失われつつあるという。
 「富士山が大きく見えるといい写真が撮れるんですよ。つまり写真は撮る人の気持ちで作品の価値が変わるんですよね」愛用のマミヤ645を手にして、含蓄のある言葉だ。


★自治労東京 第6回 ベストショットコンクール
       ネイチャー(自然部門)入賞!!

 撮影地は北浅川、上壱分方小学校の裏側です。水が草木や土砂を流し、流れを変え、川底の岩礁が露出し、そこに小さな滝ができます。滝壷は蒼黒く、春には滝の上部にクレソンの花が咲き、夏には近くでバーベキューといった風情です。
 今回の撮影は大雪で積雪30 センチ、登山靴を履いて約2 キロ歩き現場に行きました。岩が滑るので樹木にロープをかけて三脚と身体を固定しての撮影でした。【小俣談】
(この作品は本庁組合掲示板に掲載してあります)


(「ざ・はぴねす」69号/2004.2月23日号)
 

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